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2025年版:自作PCとBTOどっちがお得?コストとサポートの違いを徹底比較

  • 執筆者の写真: 藤田製作所
    藤田製作所
  • 9月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:10月25日


はじめに

パソコンを新しく買うとき、多くの人が迷うのが 「自作PC」 と 「BTOパソコン(Build To Order)」 のどちらを選ぶかです。

かつては「自作PC=安い・高性能」「BTO=初心者向け」といったイメージが強くありました。

しかし2025年現在、円安やパーツ価格の高騰、そしてBTOメーカーのサービス充実によって状況は変わってきています。

この記事では、 自作とBTOのメリット・デメリットを比較し、実際にどんな人にどちらが向いているか を解説します。


自作PCのメリット・デメリット

メリット

  • 自由なカスタマイズ:CPU・GPU・メモリ・ケースなど、用途に合わせて自分好みに組み合わせ可能。

  • 最新パーツを最速で導入:発売直後のグラフィックボードやSSDなどもすぐに取り入れられる。

  • 性能を最大化できる:同じ価格帯でもパーツ選び次第でBTOより高性能を実現可能。

デメリット

  • 組み立ての難易度:知識がないとトラブル時に原因特定が難しい。

  • サポートが分散:パーツごとに保証窓口が異なり、修理は自己責任。

  • 時間と手間がかかる:パーツ選び・組み立て・動作確認まで含めると丸一日以上かかることも。


BTOパソコンのメリット・デメリット

メリット

  • 届いたらすぐ使える:OSやドライバがセットアップ済み。初心者でも安心。

  • 一元化されたサポート:故障時はメーカーに送るだけ。原因切り分け不要。

  • 保証や延長サービスが充実:3年保証や出張修理なども選べる。

  • コストが安定:メーカーの大量仕入れで、自作より安くなるケースも増えている。

デメリット

  • パーツ選択の自由度が低い:ケースや電源など、選べる範囲に制限がある。

  • 一部でコスト削減がある:安価な電源やマザーボードを使うメーカーもある。

  • 最新パーツの導入が遅れる:新製品は反映されるまで時間がかかる。


コスト面の比較(2025年の最新事情)

  • 自作PC

     パーツ価格は円安や半導体需給の影響で高止まり傾向。昔のように「自作の方が安い」とは言い切れない。

     ただし、ストレージの増設や静音性の高いケース、高品質電源などにこだわるなら、自由度の高い自作の方が有利。

  • BTOパソコン

     メーカーの大量仕入れによって、最新CPU+GPU搭載モデルは自作より数万円安くなることも珍しくない。

     特に「ゲーミングPC」や「クリエイター向けPC」ではBTOのコスパが光る。


サポート・保証面の比較

  • 自作PC

     パーツ単位で保証されるため、故障時は「どのパーツが壊れたのか」を自分で特定する必要あり。

     知識があれば修理・交換も早いが、初心者にはハードルが高い。

  • BTOパソコン

     サポート窓口が一つにまとまっているため安心。

     追加料金で延長保証や代替機貸し出しなどのサービスを選べるのも強み。


どんな人におすすめ?

  • 自作PCが向いている人

    • PC構築そのものが趣味

    • 性能やデザインに徹底的にこだわりたい

    • トラブルシューティングを楽しめる

  • BTOパソコンが向いている人

    • とにかくすぐに使いたい

    • トラブル対応を任せたい

    • コストとサポートのバランスを重視したい


まとめ

2025年のPC選びでは、 「安さ」で決める時代は終わり

「どれだけこだわりたいか」「どれだけ安心して使いたいか」が選択の基準になります。


  • 趣味や研究目的なら 自作PC

  • 安定した環境で安心して長く使いたいなら BTOパソコン



そして 藤田製作所のPC は、自作PCの自由度とBTOの安心サポートの両方を取り入れたカスタム制作が可能です。

お客様の用途やこだわりに合わせて、性能・パーツ・サポートを最適化した一台を提供できます。

これにより「自分好みに作りたいけど、保証やサポートも欲しい」というニーズにもしっかり応えられます。


ホームページをご覧ください

 
 
 

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